活躍している先輩の声 大村 航 出身大学:武蔵野音楽大学音楽総合学科音楽学コース/東京藝術大学大学院音楽学専攻2年次在学中 ミューズでの生活が今の私の礎に
プロフィール
武蔵野音楽大学音楽総合学科音楽学コース卒業。卒業論文の研究題目は「ベートーヴェンの《クロイツェル・ソナタ》Op. 47の独自性」(2022)。
2022年3月、学科合同卒論発表会の代表として登壇。
現在、東京藝術大学音楽研究科音楽文化学専攻音楽学修士2年。
20世紀アメリカにおけるJ. S. バッハの《無伴奏ソナタとパルティータ》の受容について研究中。
これまでにヴァイオリンを廣田雪恵、飯島多恵に師事。
音大受験を決めた頃の思い出はありますか?
東京藝術大学を志すようになったのは9歳の頃だったと思います。数ある音大の中でなぜ藝大だったのか、今となってはもう思い出せません。ただ、その数年後、藝大の門の前で写真を撮り、それを部屋に飾りなが
ら毎日楽器の練習に励んでいたことを考えると、当時からすでに藝大進学へ向けて並々ならぬ闘志を燃やし
ていたことは確かです。
東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください
ミューズには大学及び大学院受験時にお世話になりました。その中でも特に一度目の予備校時代は、志高い仲間と共にソルフェージュなどを学ぶことができ、私にとって有意義かつ刺激的な毎日でした。時には互い
の新曲試唱に対してアドバイスをし、時には仲間の前で慣れない初見演奏をし毎回ボロボロでしたが笑、
時には授業後に楽典や語学でわからなかったところを確認し合ったり、一つの目標に向かってクラスメイト
と高め合うこの経験は、間違いなく、私の音大&藝大生活の基盤になっています。
現在の活動状況を教えてください
①演奏2017年以降、主に横浜のホールを拠点に自主企画演奏会「Punto」シリーズを不定期で開催。
2017年8月:ヴァイオリンとコントラバスの演奏会
2019年4月:音大生による演奏会
2019年12月:ヴァイオリン協奏曲と小品
2021年3月:Spring Concert
②曲目解説執筆
2023年4月:めいおんFukui 第15回演奏会
2023年9月:Harmonie der Hausmusik 第8回演奏会一部担当
③その他
オペラや歌曲の演奏会を中心に、字幕操作をはじめとする裏方業務にも積極的に従事。