TOPICS ちょっと真面目なコメントです【芸大音大受験第一回実力試験を振り返って】
始めて実力試験を受ける子もいれば過去に受けたことがある子もいる。
試験はみんな合同で実施するので初心者も上級者も同じ空間にいる。それによって、例えば聴音で隣の席の子が速く書いているのをみると焦ってしまって頭が真っ白になってしまう。
でも、それは当たり前のこと。
本番だってそうですね。
自分の前の順番の人がホールで歌っているとき、自分は舞台袖で待っている。
そのときはとても緊張していて、他の人の演奏が上手く聴こえてしまう。
今回の試験はそのようなことを経験するチャンスだったかと思います。
今回の試験で上手くいった子もそうでなかった子も色んな思いがあると思います。結果の点数はひとつの目安ですから、これから変えていくことは十分にできますし、なによりも自分に足りているもの、そして足りていないものを知って、どうすればできるようになるかを具体的に考えていくことが大切です。
つまり、
”自分の特性を知る”
ということ。
日頃のレッスンや実力試験を経て、それが少しずつわかってきたと思いますから、引き続き頑張っていきましょう!
梅本悠雅:
聴音課題作曲担当
聴音試験実施&採点担当
新曲リズムコール試験官