よくある質問 音楽環境創造科を目指すには、どのような準備をしたら良いですか?

音楽環境創造科は人気高く、例年競争率は6倍位。
『共通テスト対策』+『本試験対策』=『合格』
芸大の音楽環境創造科の入試プロセスは以下のようになっております。
①共通テスト
②本試験一次・音楽(高校音楽教科書Ⅰ Ⅱ Ⅲ 程度の内容)
【一次合格発表】
③本試験二次・小論文・面接(自己表現を含む)
【最終合格発表】
そうした特徴から、以下のような点を踏まえることが受験対策として有効だと考えます。
【以上の説明】
①共通テスト3教科3科目500点においては、8割5分から9割を本気の目標としてください。
②音楽200点は、きっかりと準備すれば得点源となります。
③小論文100点は一般大学的な内容を求めている訳ではありません。芸術や音楽などにおける幅広くてアカデミックな知識とそれらを学ぶ意欲意識が表出されるお題となります。大切なポイントですが、国語系の所謂小論文の先生ではこの一番大切な専門分野の指導が難しくなります。音楽学プロの指導を受けてください。
④プレゼンテーションなどの自己表現は非常に大切です。どのような事をどのような手段で表出するのかを十分に考えて練って準備してください。 「どんな事をやればよいのですか?」という質問を受けます。そう思うのは解りますが、この段階から「自己」が自ずと出てくる人材を求められていると思ってください。「自己」がどの様な事を考え求めて、どのように「表現」するのか・・・・・従ってこれは先生が教える事柄ではありません。ミューズではレッスンとして自己表現を実施するのではなく、タイミングを見てこのプレゼンテーションの構想を表出する①preプレゼンテーションの機会を設けます。一旦プレゼンテーションが出来上がったタイミングで②第一回試演会を実施し、そして③第二回試験会を実施します。これら自己が先に構築した内容に対して、試演会や普段の小論文個人レッスン内で先生方からより具体的アドヴァイスを実施しています。
【ミューズで学ぶには】
②音楽(単科コースで名目「楽典」)
③小論文(単科コース)
を取得してください。スタートはどのタイミングであっても構いませんが、早期スタートの場合は、②のみ(③のみでも)を取って、少しずつ両科目を学ぶ事も良いと思います。
④は上記説明の通り、試演会などで別途実施します。