活躍している先輩の声 藤田裕行 出身大学:バークリー音楽大学音楽学士 映画音楽学科 音楽、コーチング、フィジーク-すべての挑戦を楽しみながら極める
プロフィール
香川県出身1980年生まれ高松第一高校音楽科ピアノ科
バークリー音楽大学音楽学士 映画音楽学科
UCLAエクステンション映画音楽プログラム
プロコーチCertified Professional Co-Active Coach
2023年マッスルゲート関東大会メンズフィジーク新人の部176cm超級6位入賞
株式会社バンダイナムコスタジオというゲーム会社でゲームサウンドの制作をしております。
音大受験を決めた頃の思い出はありますか?
高校では音楽科でピアノを専攻していましたが、演奏よりも作曲に深い興味を持っており、次第に本格的に作曲を学びたいという思いが強くなりました。そのため、進路を決めるにあたり、作曲を学ぶ道を選びました。しかし、日本の大学には私が学びたい分野の学科がなく、進路に迷いがありました。そんな中、一度東京のミューズに入学し、さまざまな刺激を受けながら、じっくりと大学について考えてみようと思ったのです。東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください
クラスメートも講師も、それぞれに強い個性を持ち、音楽への情熱が溢れんばかりに感じられました。そのエネルギーは言葉では表現しきれないほど、圧倒的で、まさに「音楽が大好き!」という気持ちが伝わってきます。とにかく、みんなが持つ熱意は凄まじく、毎日がまるで高温のサウナに身を置いているかのような、圧倒的な熱さに包まれていました。記憶に残る楽しい思い出は、テスト勉強を一緒にしようと集まった仲間たちとの時間です。
みんなで夜遅くまで勉強していたのですが、勉強が終わった後も誰も帰ろうとせず、家族や友達、恋人、さらには過去や現在、未来のことまで、思いの丈を語り合いました。結局、朝が来るまでその熱い話は尽きることなく、気がつけば夜が明けていました。
辛かったことは、上京して初めて経験した一人暮らしです。
一人で食べるご飯の味がこんなにも寂しいものだと気づいたこと、帰宅して冷たい部屋に入るときの孤独感、そして洗濯や掃除など、家事を一手にこなさなければならない現実が、最初はとても辛く感じました。さらに、音楽に集中する時間が減ってしまうことも、大きな悩みの一つでした。
一人暮らしを通して、家族の温かさやその大切さを痛感しました。実家から通っているクラスメートたちは、家事に時間を取られず、うらやましく感じることもありました。しかし、時々クラスメートが遊びに来てくれたり、「今日は晩ご飯一緒に食べよう!」と気軽に声をかけてくれることが、心温まるひとときとなり、そんな想いがとても嬉しく、ありがたかったです。
時が経つうちに、家事と勉強のバランスも少しずつ取れるようになり、音楽を最優先にする生活ができるようになりました。
家族やクラスメート、そして講師の方々に支えられながら、この生活を乗り越えてきました。今、振り返ると、その一つ一つに感謝の気持ちでいっぱいです。
ミューズは、私にとって多くの貴重な機会を与えてくれる心温まる安心できる場所でした。だからこそ、私はもちろん、クラスメートたちも皆、自由に、そして豊かに音楽を学ぶことができたのだと感じています。ミューズには、様々な熱い情熱を持つ仲間たちが全国各地から集まり、それぞれの個性や経験が交わることで、数え切れないほどの素晴らしい出会いが生まれました。そんな環境で学び、共に成長できたことは、私にとってかけがえのない宝物です。
現在の活動状況を教えてください
帰国後バンダイナムコスタジオ入社後現在まで下記タイトルの音楽制作をしております。【主なタイトル】
ソウルキャリバー4 サウンドクリエイター
デッドストームパイレーツ サウンドクリエイター
CV 〜キャスティングボイス〜 制作プロデューサー
機動戦士ガンダム エクストリームバーサスシリーズ サウンドディレクター
オーストラリアやチェコアメリカなど様々なスタジオで収録をしております。
4年前にプロコーチCertified Professional Co-Active Coachを取得しました。
今年は2023年マッスルゲート関東大会メンズフィジーク新人の部176cm超級6位入賞を果たしました。
いつまでも自分の枠にとらわれず、自分の可能性を信じ音楽にとらわれることなく、色々なことにチャレンジし続けたいです!!!