杉浦 奎介

活躍している先輩の声 杉浦 奎介 出身大学:東京藝術大学声楽科 音楽家としての出発地点ミューズ、そしてミュージカル俳優へ

プロフィール

俳優・歌手。
東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。
卒業時にアカンサス賞及び同声会賞受賞。
同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。
2016年ミュージカル「アップル・ツリー」(城田優演出)にてミュージカルデビュー。
2023年 男性クラシカル・クロスオーヴァーグループ「REAL TRAUM」としてデビュー。
主な出演作に、ミュージカル『レ・ミゼラブル』、『アナスタシア』、『ジャージー・ボーイズ』、『太平洋序曲』、『サンセット大通り』、『INTO THE WOODS』、「岡幸二郎 ベスト・オブ・ミュージカル」、TV「MUSIC FAIR」(CX)「FNS歌謡祭」(CX)「日本名曲アルバム」(BS-TBS)など。
その他、歌唱指導、演出家としても活動。

音大受験を決めた頃の思い出はありますか?

音大受験自体は、中学3年生の大晦日、家族と見た紅白歌合戦がきっかけでした。秋川雅史さんが「千の風になって」を歌っていて、親戚のみんなが「やっぱり声楽の人はさすがだねぇ」と盛り上がっていたんです。それを聞いた僕は、一体何の自信なのか「僕も歌えるよ」と豪語したんです(笑)。「じゃあ歌ってみなさいよ」と言われ、秋川さんの歌のモノマネをしました。それを聞いた母が「いい声を持っているかもしれない」と思ったらしく、先生についてみたら?と提案してくれました。
当時の僕は舞台役者を目指していたのですが、ちょうどその頃からミュージカルも観るようになって。歌が得意でしたし、母の提案もあったことから、歌を武器にした役者になろうと思い、「音大に行こう、音大なら東京芸術大学だ」と、声楽を習い始めました。

東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください

中学高校共に普通校だったため、ミューズに入って初めて同じ音楽への志を持つ仲間と出会いました。作曲科の人の音楽に対する知識の量や、今まで出会うことのなかった管楽器科の人との交流はとても貴重な時間でした。浪人していた1年間はまさに自分の"音楽の幅"が広がった最初の経験でした。
今ではミュージカルに出演する際にボーカルキャプテンを担当することや、時には歌唱指導としてスタッフで参加することもあります。
ただ歌を歌うだけではなく、音楽を内側から見るソルフェージュ力、外側から音全体を聴く音楽力の必要性に気付いたのは、まさにミューズに通ったからだと確信しています。
あの時の経験、そしてあの時出会った最初の音楽仲間は、今でも大切な存在です。

現在の活動状況を教えてください

現在はミュージカルの舞台を中心に俳優として活動しています。
歌手としては毎年ソロライブやコンサート、大手テーマパークホテルディナーショーに出演する他、東京藝術大学声楽科出身の男性クラシカル・クロスオーヴァーグループ「REAL TRAUM」を結成し、グループ活動も行っています。
大学時代はイタリア音楽を中心に勉強していました。卒業後はすぐにミュージカルの舞台で活動をしようも思っていたのですが、自分の実力にまだ自信が持てなかったため大学院に進学しました。
大学院ではG.ガーシュウィンの歌曲を中心にアメリカ音楽を研究していました。
西洋音楽とはまた違う音楽の多様性に触れた経験が、今の活動に大きく役立っています。
https://twitter.com/Caramel46music
公式Instagram: https://www.instagram.com/keisuke__sugiura
YouTubeチャンネル: https://youtube.com/@keisuke-sugiura?si=I2Zq0a6hePJgqm20

【REAL TRAUM】
公式X: https://twitter.com/realtraum
公式Instagram: https://instagram.com/real_traum
YouTubeチャンネル: https://youtube.com/@REALTRAUM?si=2S7D406Mgz8pVJOh



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