プロフィール

バリトン歌手
東京芸術大学卒業、ミラノ音楽院。イタリア帰国後はビクターエンタテインメントから男性ボーカルグループ『ESCOLTA』として阿久悠の遺作でメジャーデビュー。テレビ『NHK歌謡コンサート』『題名のない音楽会』『ミューズの晩餐』『ソロモン流』『昭和の歌人たち』 オペラ『フィガロの結婚』フィガロ役（主演）オペレッタ『メリーヴィドウ』ダニロ役（主演）ミュージカル『GODSPELL』ユダ役（準主役）『ハートスートラ』舎利子役（主演）『弥次喜多オペレッタ』弥次郎兵衛役（主役）などに出演。ソロプロジェクトではCDを4枚リリース。
現在は『THE LEGEND』のリーダーを務め、NHKラジオ番組のパーソナリティーとしても活躍中。
❶THE LEGENDホームページ
https://www.opera-legend.com/
❷劇団★ポラリスＨＰ
https://gekidan-polaris.jp/
❸吉武大地 Twitter
https://twitter.com/dyorkman228
❹吉武大地 Instagram
https://www.instagram.com/dyorkman228/

音大受験を決めた頃の思い出はありますか？

高校３年生の夏に来日した３大テノールを観に行って歌声に感動して声楽の道へ。今思うとグループで歌うことに喜びを感じるのは、これも３大テノールというユニットに感動し歌を始めたから。感慨深いです。
こんな風に他人に刺激を与えられる存在になりたい！と思って歌手になるために先ずは芸大を目指しました。

東京ミューズ・アカデミーにまつわるエピソードを教えてください

ミューズで芸大を目指して受験勉強に没頭する訳ですが、毎日のようにミューズに通い仲間達と共に苦手な科目を克服しました。
やはり毎日訓練すると裏切りません。苦手だったソルフェージュが得意になりました。浪人時代、独りで黙々とやるより、僕にとってはミューズの仲間達から刺激を受ける事で頑張れた。
ミューズ内のソルフェや学科の試験だけでなく年に２回の実技発表会で先生や仲間達に良いところを魅せたかったし、仲間の演奏にも刺激を受けて浪人時代を乗り越えました。
今の音楽基礎能力は間違いなくミューズで鍛えたものですし、芸大合格という一つの夢に向かって没頭出来たかけがえのない時間は今でも僕にとって宝です。
ESCOLTA（エスコルタ）メジャーデビュー時代に一緒に歌っていた山崎育三郎や、僕の妹までもミューズにお世話になっているので、ミューズを卒業後も縁深い母校だと思っております。

現在の活動状況を教えてください

現在はオペラユニット「THE LEGEND（ザ・レジェンド）」でリーダーを務め様々な舞台で歌っております。
最近では劇団★ポラリスという劇団を立ち上げて田中角栄のオペラ『THE SPEECH』を東京と新潟で上演し成功させました。